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[30歳男性年収820万円]モノ作りが好きでデザインの道へ!化粧品などの販促ディスプレイの設計職に就く≪みんなの就職体験談≫

就職体投稿者データ

性別:男性
年齢:30歳
業種:化粧品や医薬品等の販促ディスプレイ設計・デザイン
職種:設計・デザイン
雇用形態:正社員
給料:年収820万

デザイン関係の仕事につくまで

小さい頃から絵を描くことやモノを作るのが好きで、将来もモノ作りの仕事に従事したいと思っていました。また父も製造業の経営者であることも、私のモノ作りへの道への後押しとなりました。そして大学において、他学科の単位を取る為に受講した芸術科の講義に感銘を受け、それがデザインへの道を私に歩かせることになったのです。中でもサインやPOP、販促物といった産業デザインに特に興味を抱きました。モノ作りとデザインは切っても切り離すことのできないものであり、デザインが消費者の心理に及ぼす影響や、販売意欲を高揚させる作用があることは、私にその分野への仕事を熱望させました。

就職先を探すに及び、世の中の産業デザインや販促物は印刷会社や紙器デザイン会社等が製造していることを調べ、都内にある会社数社に面接を受けに行きました。出版業界やデザイン産業が人手不足なのかはわかりませんが、受けた会社から採用通知を頂き、その中の紙器のデザインから設計・製造まで行っている会社に入社しました。この会社にした判断理由は、デザインとモノ作りの両方を手掛けられる仕事がしたいという私の願望と見事に合致したからです。印刷会社やデザイン会社は販促物には手を出しているのですが、残念ながら肝心の製造には手を出しておらず、製造は外注に出している会社ばかりでした。

紙器設計という仕事と特異な職場環境

私が配属された部署は設計部であり、この部署はデザイン部から廻ってきたラフスケッチやイメージ図を基にサンプルダミーとして設計し・組立を行う部署です。もちろんクライアントとの打ち合わせには同伴し、デザインを含めた打ち合わせを行うので、デザインと製造両方に関われる、正に理想の職場と言えます。設計はCADで行い、その設計展開図を機械でカットしてサンプルダミーを作製するとうのが大まかな流れであり、入社して半年程はひたすら機械で資材をカットし、組立アシスタントとして基本的な操作や組立てを学びました。それから徐々に箱の設計や簡単な什器の設計を覚えていくのですが、覚えるべき知識や設計のルールが膨大にあり、悪戦苦闘する日々が続きました。

 基本的に一つの仕事に担当の設計者が一人着くので、チームワークや協調性等はあまり必要とされない職場であり、先輩後輩という上下関係よりも設計力の有無が上下関係の基準になっていることに驚きました。これは給与の基準とも合致し、年配の人よりも若手の実力のある人の方が給与の高い人が何人もおり、能力至上主義ここに至れりという心境になります。

設計職の良い点・悪い点

設計という仕事はとにかく正確さが求められます。クライアントの無理な要求や営業の要求、強度や見栄え、そしてコストといった問題を全て網羅しなければなりません。自分の設計したモノが大量生産され、世に出回ることは大変喜ばしいことであると同時に、設計に不備があれば大問題になります。化粧品や医薬品の什器は日本全国で展開されるものばかりで、問題が有れば作り直し等の多額の費用はもちろん、一番大切なクライアントからの信用を失うことになります。逆に言えば、そこまでの責任を負った仕事であるという誇りも持てる職業なのです。

ただ、仕事が正確でなければならない以上、思うようにうまく設計できなければ、それだけ長時間労働になりかねません。頭の中で設計した展開図を組立て、多方向から眺めることが必要とされるので、相当脳が疲れますし、集中力が持続出来ない人には向きません。また設計職程、向き不向きが出る業種も少ないのではないでしょうか。忍耐力と自己解決能力、そして空間認識能力がものを言う職場なので、思うように能力が上がらず、退社される方も多くいるのが事実です。

設計職を考えている人に一言

前述した通り、設計という仕事は誰でも出来る仕事ではないかもれしれません。しかし、設計力はやれば誰にでも身に付けることが出来ます。その速さに個人差はあるものの、直向きに取り組めば自ずと結果は付いてくるのです。世の中に無い物を生み出す仕事は、とても有意義でやり甲斐に溢れたものだとうことだけは、設計に興味がある人に申し送りたいと思います。