水にかかわる仕事がしたいとニッチな水質検査会社に就職

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学生時代に勉強してきたことを活かせるニッチな仕事を探し、水質検査会社に就職

私は学生時代、自然分野の勉強をしていました。具体的にいうと、海や湖などの水質汚染に関する分野です。広い海から身近な水道水の水質まで学んできたため、なにか「水」に関わる仕事がしたいと考えていました。そこで見つけたのが「水質検査会社」です。一般住宅、公共施設、会社や工場などの飲料水や排水を検査し、報告する仕事です。民間の機関ではありますが、法に定められた水質検査の義務に基づいて検査を行っており、公共性の高い仕事である点が魅力でした。また、環境に関する勉強をしていたので、水質検査を通して環境問題に関われるところもこの仕事を選んだ理由です。


私は理系だったので、最初は分析を行う技術職での採用を希望していましたが、業務内容を聞き、考えが変わりました。もともとコツコツと地味な作業が好きな私は、水質に関する知識を活かしながら、顧客の対応や報告書の発行などを行う裏方の事務に魅力を感じ、事務職での採用になりました。

多岐に渡る仕事内容と必要な知識の多さに四苦八苦

事務職の仕事は、パソコンを使ったデータ作成、そのデータと分析結果を載せた報告書の発行などのデスクワークの他、営業職の顔も持ち合わせていました。電話での問い合わせに対応することが主な仕事です。始業前から電話は鳴りっぱなしで、顧客からの継続仕事の依頼や簡単な質問もあれば、一般の個人客から「水が濁っているけどなんで?」といった漠然とした問い合わせまでなんでもありです。場合によって水質検査を勧めることになれば、サンプルの受け渡し、金額、納期、報告書の受け渡しなど、打合せすることは山のようにあり、1件の電話から仕事が決まるまで数ヵ月かかることもありました。数千円の仕事から数百万円の仕事まで、電話のやりとりだけで決まることもあり、責任の大きな業務でした。
会社は、規模も小さく人数も少なかったため、新入社員の頃からなんでもやらされました。しかし内勤なのでいつも近くに上司や先輩がおり、すぐにアドバイスを求められる環境だったことは良かったと思います。水質に関する予備知識は持っていても、実際には法律や金額の相場といった様々な知識が必要でしたが、それもだんだん身についてきました。習うより慣れろ、で、新人の頃はお客様に怒られることはしょっちゅうでしたが、案件の場数を踏むうちにスムーズに仕事ができていったように思います。個人宅の飲料水の相談から、海外の工場の排水調査など、依頼のパターンはとてもたくさんありましたが、そのひとつひとつが私の経験になり、他の社員から相談されることも増えていきました。
毎日とにかくルーティンワークなので、突発的な仕事の依頼やトラブルがない限り、残業はほとんどありませんでした。

「困っている人の助けになる」という公共性の高い仕事だと実感

この仕事をしていて良かったのは、困っている人の助けになることができたことです。毎日飲む水が急に濁ったら…急に赤くなったら…。どうしたらいいか分からなくて電話をしてくる方が結構いましたが、一般的な理由と対処法を伝えただけでも落ち着いてくれることがありました。私の仕事は、もちろん会社の利益になるように水質検査の仕事を1件でも多く受注することですが、その前に「水質の相談窓口」としても存在しているのだと気付かされました。快い対応をすれば、その後どこかで仕事につながるかもしれないし、水質について考える機会になるかもしれない。私の持っている知識が誰かの役に立つというのは、私がまさにこの仕事を志望した理由につながっていました。

知識だけではだめ、どんなに専門的な仕事でも大事なのは人間力

この仕事を始めたときは、学生時代に培ってきた予備知識もあるし、化学も分かるし、なんとかなるだろうと思っていましたが、実際にはそれだけでは全く仕事になりませんでした。その知識を仕事に繋げるためには、結局コミュニケーション能力やアイデアが必要になるのです。お客様との信頼関係を築くことももちろん必要ですが、行政とも繋がっている仕事なので、公正で清廉潔白な仕事をしなくてはなりません。そして水という生活に直結しているものを扱うからこそ、時事問題も知っておくべきです。川や飲料水に異物が混入した、などのニュースの後には問い合わせの電話が山のようにかかってきます。また日々変わる法律の改正や、自治体の条例も常に把握しておく必要があります。

覚えることや気を付けなければならないことが多く、大変な仕事ではありましたが、そこは職場の人との関係で乗り越えられます。新しい情報は共有し、教え合う。お客様だけではなく、職場の中でも必要なのは人間力だと思います。

体験談投稿者データ

性別:女性
年齢:30歳
業種:水質検査会社
職種:事務
雇用形態:正社員
給料:年収350万円

【JobtaS編集部より】 現在転職や就職を考えている人に”ココだけ”の耳寄り情報!

就職や転職を考えている人はまず転職エージェントへの登録される方が多いと思います。

転職エージェントに登録するメリットと言えば、非公開求人がたくさん見れたり、面倒な手続きを代行してくれたりといったことが挙げられますが、やはり最大のメリットは、親身になって相談に乗ってくれる担当者がいることです。

但し、ここで大事なのは「あなたと担当者との相性」です。いくら有能な担当者であっても、あなたにとってはベストでない場合もあります。ほとんどの人は転職エージェントを選ぶ場合、いろいろと比較サイトなどを吟味して、どこかひとつに絞って登録します。

しかし実際は大手の転職エージェントであれば、求人の登録数やサービス内容、サポートなどはそれほど大差はありません。あなたが転職で成功するための唯一にして最高の方法は「ベストな担当者を見つけること」です。

そのためには複数のエージェントに同時進行で登録をする必要があります。エージェントは「あなた自身を企業に売り込むための営業マン」でもあるので、いろんなエージェントのいろんな担当者に会って、任せる人を決めるというのが遠回りのように見えて一番良い選択です。同じ会社へのアプローチにしても、あなたのことを一番理解して売り込んでくれる担当者のほうが成功率は上がります。

まず大手だと下記の4つは最低でも押さえておいた方がいいでしょう。

リクルートエージェント
パソナキャリア
DODA
マイナビエージェント

自分のキャリアや職歴に自身がない方へ

転職エージェントと聞くと、「年収○○○万円以上の求人」とか「ハイクラスの転職」といったイメージを持っている人も多いかもしれません。もちろん実際こうしたハイクラス求人もたくさんありますが、ほとんどの人は普通のサラリーマンやOLで、自分のキャリアに自身のない人も多数登録しています。

いわばそういった人たちをサポートして、最適な転職先を見つけるのが転職エージェントの仕事でもあるのです。

上記の4社は特にこのサポート体制がしっかりしているので、初めての方でも安心して転職が成功するまでサポートを受けることができます。まずは一度登録と面談をしてみていろいろと話を聞いてみるのが一番の近道ですね。複数のエージェントの担当者と話をすれば、いろいろ現状も分かってきますので、おすすめです。

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