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新卒でITベンチャーへ就職

体験談投稿者データ

性別:女性
年齢:27歳
業種:IT
職種:営業職
雇用形態:正社員
給料:年収300万円

営業の仕事がしてみたかった

私は新卒でITベンチャー企業に就職し、営業職として採用されました。当時は就職難の時代といわれ、大学の同期たちも真剣に就活をする中なかなか内定をもらえない状況が続きました。私も最初は大手企業に就職することに憧れていましたが、面接にすらたどり着くことができない状況が続いていました。
そんな中、自分に見合った企業や職業は何だろうと改めて自己分析をしてみました。私は人に自分の気に入ったものを勧めることが好きで、仲間内でも紹介したものがブームになることも多かったため、営業の仕事が向いているのではないかと考えるようになりました。
ITのベンチャー企業を選んだ理由は、しきたりにとらわれず自由に仕事ができそうだと考えたからです。

いわゆるブラック企業だった

就職した企業は世間一般でいうブラック企業でした。毎日朝9時に出社し夜11時まで働いていました。まず新人は新規開拓の営業から始めるので、電話でアポイントを取るために1日に400件近く電話をかけました。長時間労働に加え、新人でもノルマを達成しなきゃいけないというプレッシャーがのしかかり、同期は次々に仕事を辞めていきました。
仕事は今思い出しても本当にきつかったと思いますが、職場の人間関係が良好だったことは唯一の救いでした。チーム制なので、アポイントがとれず落ち込んでいるときは他のチームメイトが励ましてくれたりフォローをしてくれて、何とか乗り越えることが出来ました。指導係をしてくれた先輩も本当にいい人で、たくさんのアドバイスをくれました。おかげ様で入社当時はアポイントがほとんど取れずダメダメだった私でもそれなりに数字をあげ、ノルマを達成できるようになりました。
やりがいに関しては、契約してくださったお客様から喜びのお手紙をもらったり、自分だけでなくチーム全体でノルマを達成できたときに嬉しいと感じていました。普段の仕事がきつい分、嬉しいことがあったときに感じる喜びは大きいものでした。

新卒で精神的にきつい仕事をしておいてよかった

最初この企業に入社した頃は、何でこんな会社に入社してしまったんだろう、なんでノルマがきつい営業職なんて選んでしまったのだろうと後悔ばかりしていました。しかし精神的にきつい新規開拓の営業という仕事をこなし、一定の数字を出せるようになると、何事も真剣に続けていけば結果を出すことが出来るんだという自信がつきました。今は会社を退職し別の仕事をしていますが、仕事のことでどんなに辛いことがあってもITベンチャー企業でノルマをひたすら追ってテレアポをしていた頃に比べたら楽だと思えるようになりました。
ただ、精神的には強くなれたと思いますが、働きすぎて体調を崩してしまいました。大した病気ではなく、退職してからはすぐに健康な体へと戻りましたが、頑張りすぎは体によくないのだなと痛感しました。

ITベンチャー企業で営業の仕事をしたいと考えている人へ

ベンチャー企業というと、社員1人が担う仕事の負担が大きいことが多いため、よい経験となる一方でかなり辛い仕事をすることになるかもしれません。特に営業職というと、数字をとってこなければ会社のお荷物となってしまうので、ノルマのプレッシャーも大手に比べれば大きい場合が多いかと思います。おそらく精神的にきつい仕事をすることになるとは思いますが、ノルマの壁を乗り越えることが出来れば自分の自信になるかと思います。最初は辛いと感じることもあるかと思いますが、出来るところまで逃げださずに向き合ってみてください。職場の人間関係が悪くなければ周りの人に頼ればきちんとサポートもしてもらえると思います。辞めないで続けていれば誰でもある程度の成果は出せるようになるかと思います。
ただし、頑張りすぎて体を壊さないように気をつけてください。特に女性の場合はストレスで体を壊してしまう人が多い傾向にあったので、体調がすぐれないときは上司に相談をして無理のない範囲で仕事をさせてもらうのもひとつの手段だと思います。
ITベンチャー企業で営業をすることは大変だと思いますが、自分の今後の人生のためにはよい経験になると思うので、全力で取り組んでみてください。