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JobtaS

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昔からの夢だった出版に転職した体験談

体験談投稿者データ

性別:女性
年齢:45歳
業種:出版社  
職種:編集者
雇用形態:正社員
給料:年収550万

出版社の夢をあきらめきれずに転職

子どもの頃から、読書好きで、将来は絵本を描いたりする仕事に就きたいなと漠然と思っていました。大学生になって文学部に進学しましたが、趣味で描いていたイラストを持ち込みをしてイラストのお仕事を頂いたりしていました。デザイン会社に入社はしましたが、出版社の夢をあきらめきれず、転職をして出版社に正社員として入社をしました。

女性たちが強い職場

配属先が中学生向けの教材を作る仕事になりました。ターゲットが思春期の子ということがあったかどうかはわかりませんが、職場の雰囲気は結構ギスギスしていて、会議も活発に意見が飛び交う反面、他者に対する攻撃モードも激しいものがありました。優秀な方たちが多いのも事実なのですが、女性たちの強さに驚かされました。仕事としては、いろいろと任せてもらえる社風がとてもよかったと思います。自分で企画を考えて、それが編集長に認めてもらえると実際の印刷物になって仕上がってくるという達成感がモチベーションをアップさせていきました。ただ、任せてもらう仕事が多いということは抱えてしまう仕事も多くなるので、体を壊す人も非常に多い会社でした。残業に関しては、なるべく少なくしていくために上司から「早く帰れるときは帰れ」とは言われていたのですが、早く帰宅をするとどうしても仕事を持ち帰ることになり、残業代がでない分、割に合わないような気持ちでいました。

また、女性が多く活躍している職場だったので女性の上司の割合が非常に多く、ソリが合わない上司だと苦労をしている同僚がたくさんいました。やはり女性同士は感情的になりがちなので。逆に男性は、上司が女性であっても平気というか、プライドが低いタイプの弱腰の人か、強い女上司に好かれるとても魅力的な男性の二通りの人に分類されました。

実践から学んで出版のいろは

出版業のいろはを学ぶことができたことが非常にありがたかったです。校正の文字の書き方一つわからずに入社したのですが、実践あるのみで、日本語の使い方、語彙の解釈、様々なことを仕事で知ることができました。また、わからないことは自分で体当たりして理解してこいというような勢いのある社風が素晴らしかったです。

それとは又別のことになるのですが、イマイチだなと感じた点は、まだ右も左もわからないような若い社員にかなり責任のある仕事を任せていて、その割にはミスをした場合、上司が責任を取るというより厳しく始末書を書かせるような体制はあまり好きではありませんでした。そのように学んでいくことが必要だと思ったのかもしれませんが、初心者にいきなり高速道路を走らせるようなやり方はとても不安に思ったことがあります。自分がOJTなどで指導に回ったときには、若手の社員には考えてはもらうのですが、やはり会社として大きなミスにならないようにチェック体制は厚くするようにしました。

なにはともあれ、様々なことを学ぶことができたというのは素晴らしいことだったと思います。大手だったせいか、外部からくるスタッフさんや派遣の方が非常に優秀だったことも学ぶ場が増え、外部のスタッフの方にも自然と頭が下がる、下がるほどの優秀な方たちに出会えたことは職場として良い点だったと考えています。

ただ、出会いということで言えば、社外の方とは外部のスタッフの方以外、あまり出会う機会がなかったので、それが残念な点ではありました。

これから出版業界へ目指す方へ

出版業はダイナミックさと緻密さの両面が求められる仕事だと思います。ただダイナミックな部分は少人数の舵取りする役割の方でよかったので、基本的には地味で緻密な作業の積み重ねになります。アイデアが大事などと上司には言われますが、実際はコツコツと作業をすることがほとんどです。また、じっくりと考えたりすることが苦手な人は避けられた方がいい業界だと思います。繁忙期ということを考えれば、出稿前や、念校といって仕上げの校正を集約していくときなど、時間が勝負のところも多々あるので、粘り強い体力がある人に向いている仕事ではないかなと。時間が勝負という部分で体を壊す人もかなりいらっしゃったので。また、出版会社は高学歴な人が入りがちですが、そのような頭でっかちな考えではなく、やはり出版業が好きで仕方がないという人が一番向いているような気がします。そして、そういう方に是非、出版業で働いて頂きたいと切に思います。