学校給食の調理師から大手企業の社員食堂へ

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自分の生活スタイルを守るために

前職が学校給食の調理師だったのですが朝がとても早く、主人の朝ご飯やお弁当を用意することが難しくなりました。もう少し遅い出勤時間で朝の時間に余裕を持ちたいと思って転職を決めました。
働きたいと思った大手企業の社員食堂は朝9時半から18時までの勤務時間で、主婦にはちょっと時間が長いかな〜と思いましたが子供がいないうちにしか仕事は頑張れないと思ったので応募する事にしました。
面接をして下さった50代の女性の料理長さんはとても楽しい方で、気さくに話して下さり私の状況についても理解して下さいました。面接をしたその日に採用が決まり、翌日から早速働く事になりました。
主人に報告するととても喜んでくれて、良かったね、また違うお料理のお勉強も出来るといいね!と言ってくれたので嬉しかったです。

仕事の内容と一日の流れ

仕事内容は、勤務先のビルで働いている社員の方にランチを作ること。一日に200食から300食ぐらいでした。
朝は前日に仕込んでおいた食材の調理の続き、仕上げ、盛り付け。定食形式で作っていました。
出勤したらまずお味噌汁を作ることから始まります。その後は付け合わせのサラダをお皿に盛り付けておきます。そして、日替わりのメイン料理に取り掛かります。
人気があったのは、ハンバーグやメンチカツ、とんかつ、唐揚げ!皆さんお昼はがっつり食べたいものなのでしょうか?焼き魚や、お肉のソテー、麻婆豆腐、春巻きなどの中華料理の日もありました。はっきり決まってはいませんでしたが50種くらいはレパートリーがあったように思います。
日替わり定食の他には、親子丼、オムライス、お蕎麦、カレーが固定メニューとしてありました。それぞれすぐに仕上げて出せるように準備しておきます。
そして12時から13時はランチタイム!一日で一番忙しい時間帯です。食堂に来られる社員さんに次々と仕上げたお料理をお出ししていきます。
調理スタッフはそれぞれのポジションにつきます。例えば、日替わり定食のメインを仕上げる人、ご飯とお味噌汁とサラダを出す人、親子丼とオムライスを作る人、カレーを盛り付けてお蕎麦を作る人。といった具合です。注文が偏る場合もあるので周りの状況を見て、忙しそうなポジションを手伝いながらみんなで協力して頑張ります。
その時間を乗り切ったら、今度は片付けの時間です。その日使った調理器具、大量の食器を一気に洗います。下洗いをして、食器洗浄機にかけて、ふいて、片付ける。という作業です。
この頃にはみんなお腹が空いているので早くご飯を食べたい一心で!急いで終わらせます。日によりますが、2時半頃には全ての片付けが終わり、働くスタッフ全員でランチタイムです!その日の日替わり定食を食べます。
その後は翌日の仕込みの時間です。食材のカットや下味をつけたりする、火入れ前の下準備です。
定時は18時ですが、仕込みに時間がかかる日もあり、残業をして19時頃に上がる日もありました。そうして一日の仕事が終わります。

美味しいご飯が毎日食べられる!でも…

この職場で働いて一番良かったことは、お料理が本当に美味しい事です。家庭料理と呼ばれるようなお料理を作る職場で特別に凝ったものはなかったのですが、それでも味にはかなりこだわっていたと思います。調味料の種類は本当に沢山ありました。私が味付けしたお料理も何度も修正を繰り返した事もあります。大変でしたがお料理に対する意識が高くなり、お家でもお料理が上手になったね。美味しいね!と主人に褒められる機会が増えました。
それとお客様が毎日ほとんど同じ方なのですぐに仲良くなる事ができて楽しかったです。
困ったこともありました。入社時は気さくで明るい人だと思った料理長さんですが、お客様やスタッフのことをあれこれ言うのが大好きで、そのお喋りに疲れる事が多かったです。あの人とあの人は付き合っているだとかあの人は仕事が出来ないから嫌いだとか。そんな話しを毎日聞いていると疲れますよね。当時20代の私は言い返すこともうまく流すことも出来ずに困ってしまうことがよくあり、とても疲れてしまいました。他のスタッフさんは私より皆さん年上でしたのでそんなに気にしていないように見えましたが、心の内はわかりません。料理長の話しを毎日聞いているとなんだか疑心暗鬼になってしまい、三年間働きましたが職場の方々と仕事仲間以上の関係になれなかったのは少し寂しかったかな、と今では思います。弱かった自分もいけないので反省しています。

スピーディに動くこと。気持ちを大事にすること

お料理好きな方でしたら、調理の仕事楽しめることでしょう。自分のレパートリーも自然に増えていきます。ただ仕事ですのでどうしても限られた時間で期待以上のものを作る必要があります。作業スピードは絶対に必要です。チームプレイなので周りをしっかり見て他のスタッフさんを気づかえる余裕も必要です。
人間関係に悩みはつきものですが、悩みにぶち当たったらあまり気にせず、明るく過ごす事が大事だと思います。
そして美味しいものを食べて欲しいというお客様に対する気持ち。美味しかった、ありがとうと言われる喜びを忘れずに日々の努力を継続していくことがとても大切です。何があってもその熱意があれば調理の仕事はとても楽しいと思います。

体験談投稿者データ

性別:女性
年齢:30歳
業種:飲食店
職種:調理師
雇用形態:アルバイト・パート
給料:時給1100円

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