ワインに触れたかったので飲食店向け酒類販売業のカクヤスに就職

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この業界を志したきっかけ

私は26歳で業務用酒類販売業社(株式会社カクヤス)に就職し、営業として働いていました。この業界を志したきっかけとなったのは、学生時代の留学経験でした。私は学生時代にフランスでの留学経験があり、フランス語を使うことが出来たり、ヨーロッパの文化に触れることの出来る仕事をしてみたいと思い、ワインを扱う会社に入ればそれが叶うと思ったため、お酒の卸しの会社を選んだのです。

その会社の面接では、私がフランスに留学し、そこでワインや食文化に魅了されたことや、フランス語力がどれほどかといったことを話しました。その頃、ワインの人気はそこそこある方で、ワインの販売に特化した課もその会社ではつくられる程、ワインの需要があったようです。私は面接で、是非その課で仕事がしたいと伝えました(面接以外にも簡単な筆記試験がありました)。

後日、面接に合格したとの連絡を電話でもらい、希望通りその会社への入社が決定しました。そして勤める課も、私が希望していたワインに特化した課に決まり、職種は営業職となりました。

実際仕事をしてみると

私の所属することになった課は主にワインをホテルやレストラン等の業態に売り込むというものでした。営業職の私の仕事は、既存の顧客への商品の提案や、新規顧客の獲得(飛び込み営業や紹介を受ける等)等でしたが、営業職であっても事務仕事は思ったより多く、見積、発注書、伝票等、様々な書類作成や日報、会議録の作成等もありました。

また、顧客が飲食店であり、会社自体も年中無休であることもあり、土日祝の休みでも携帯電話に顧客や会社から連絡が来ることはしょっちゅうでした。夜遅くの顧客からの連絡(商品の注文や価格の確認等)もよくありました。

一方、私がやりたかったワインに関わる仕事も多く、顧客からワインのメニューをリニューアルしたいので新しい商品の提案を求められたりすることもよくありました。ワインに関わる時間が増えたので、ワインエキスパートの資格を取得したいと考え、勉強して無事資格を取ることが出来ました。資格を取ると顧客からの信頼も以前より増し、関係がより近くなり、仕事が楽しくなりました。顧客から頼りにされることで、仕事へのやりがいは増しました。

上司や先輩社員との関係は少し難しいもので、業界柄飲み会も多かったのですが、飲み会への出席が必須で、上司や先輩の勧めるお酒は必ず飲まなければならない風潮がありました。飲み会で帰宅が午前様になったり、翌日の仕事に支障が出ることは週に2回はあり、身体的、精神的に披露が溜まりました。また、お酒が入ることで態度が大きくなったり、女性社員にセクハラ的な言動をする男性社員も多く、それを自分がされることもあり、悩むことも多々ありました。

サービス残業が多く、定時より3時間も4時間も長く働く社員ばかりでした。なかにはタイムカードを定時で切り、退勤したかのように見せかけて、その後働き続ける社員もおり(残業が少ない方が課の評価が良くなるため)、サービス残業の状況は改善されそうにありませんでした。

この仕事のメリットとデメリット

私はワインや洋食、そしてそれらのマリアージュを考えることが好きだったので、仕事で常にそれらに触れることが出来るのは、この仕事の楽しい部分でした。また、顧客の新しいお店のオープン時には、開店パーティーに呼ばれたり、新規獲得した顧客のお店で取引のお礼の飲食が出来たりするという(料金は会社持ち)メリットもありました。
そして、この仕事をしていたからこそ、ワインエキスパートの資格取得をしようと思い、実際に資格を取ることが出来たので、これも大きな収穫でした。
しかし、残業や飲み会の多さで体を壊してしまう時期もあり、それは辛かったです。また、セクハラ、パワハラ、アルコールハラスメントは日常茶飯事で、女性が働くには少し厳しい環境のように思えました。

この仕事をしてみたいという人へ

飲み会やパーティーに招かれることが多いので、お酒を飲むこと、食べることが好きだったり、食文化に興味があるという人にはお勧めの仕事です。また、顧客(飲食店)の持つ食事メニューとお酒のマッチングを考え、提案して採用されるとやりがいを感じます。

しかし、体が弱かったり、お酒に酔った人の扱いが苦手という人には、お酒が入る場によく行くこの仕事は辛いかもしれません。ただし、そのような場を断ることに抵抗が無い人なら、問題無いかもしれません。

体験談投稿者データ

性別:女性
年齢:30歳
業種:業務用種類販売業
職種:営業職
雇用形態:正社員
給料:年収320万円

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